製品紹介

「ΣRF-006」熱可塑性樹脂コンパウンド

特許技術を利用したウイスカのPAN系炭素短繊維「ΣRF-006」を添加することにより、
熱可塑性樹脂の問題点を解決。
また、優れた表面活性により様々な樹脂とのコンパウンド作製が可能です。

※ウイスカ独自の過熱水蒸気を使用した自燃分解法(特許第5809019号)

優れた耐摩耗性を発現

ΣRF-006 × ポリアミド66(PA66)

ポリアミド66(PA66)樹脂をベースとしたコンパウンドでは、著しい耐摩耗性向上により、優れた摺動特性が発現します。
他の市販炭素繊維を複合化したサンプルと比較して、鈴木式摩擦摩耗試験においてΣRF-006のコンパウンドでは優れた耐摩耗性を示しました。

  • 優れた耐摩耗性を発現:グラフ
  • 優れた耐摩耗性を発現:比較

成形品の寸法安定性が飛躍的に向上

ΣRF-006 × ポリカーボネート-ABS × ガラス繊維(GF)

  • ポリカーボネート-ABS樹脂にΣRF-006とガラス繊維(GF)を添加したコンパウンドにおいて、ベース樹脂の線膨張率の低減を確認しています。

    ΣRF-006添加量の調節により、線膨張率の制御が可能で10-6オーダー(ガラスと同等)の線膨張率を達成しました。

    ウイスカ製品カタログ
    PC/ABSベースコンパウンド

  • 成形品の寸法安定性が飛躍的に向上:グラフ

通常の成形機で射出成形が可能

ΣRF-006は表面活性に優れたミルド繊維であるため、熱可塑性樹脂にも高い親和性を示します。
また、ΣRF-006を用いたコンパウンドの成形には特殊な設備を必要とせず、通常の設備で射出成形が可能です。

※本サイトの掲載データは全て代表値であり、保証値ではありません。

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  • 「ΣRF-006」ハイブリッドプリプレグについて

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