ΣRF-006
- 特許技術※を利用した独自のPAN系炭素短繊維「ΣRF-006」
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- 優れた表面活性により様々な樹脂とのコンパウンド作製が可能
- ハイブリッドプリプレグはCFRPの課題である「耐衝撃性」を改善
※ウイスカ独自の過熱水蒸気を使用した自燃分解法(特許第5809019号)
「ΣRF-006」5つの特徴
型番 | 炭素繊維 | 平均繊維長 / μm | 平均繊維径 / μm | アスペクト比 | 比重 / kg·cm-3 |
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ΣRF-006 | PAN系 | 60 | 7 | 8.6~10.0 | 1.7 |
高強度PAN系炭素繊維
ポリアクリロニトリル(PAN)由来の高強度炭素繊維を原料として製造しています。
CFRP成形端材を原料としたクリーンな繊維
CFRP製品の製造時に生じる端材を出発原料としているため、環境にも配慮された繊維材料です。
平均繊維長60μmのミルド繊維
樹脂とのコンパウンド作製や成形加工がしやすいミルド形状繊維です。
成形現場にやさしい繊維
繊維表面に極性官能基が存在するため、コンパウンド作製時にサイジング剤を使用していません。
サイジング剤由来のアウトガスが発生せず、成形時の金型腐食を抑制します。
表面活性に優れた繊維
弊社特許技術の「過熱水蒸気を利用した自燃分解法(特許第5809019号)」により、CFRPの樹脂成分を分解します。
過熱水蒸気を用いることで炭素繊維表面に極性官能基が修飾され、様々な樹脂との親和性が向上します。
- エックス線光電子分光分析(XPS)による繊維表面の官能基分析
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